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訪問看護ステーションの管理者と人員基準

看護師国家試験 第107回 午後 第9問 / 必修問題 / 看護の対象と活動の場

国試問題にチャレンジ

107回 午後 第9問

訪問看護ステーションの管理者になることができる職種はどれか。

  1. 1.医師
  2. 2.看護師
  3. 3.介護福祉士
  4. 4.理学療法士

対話形式の解説

博士 博士

今日は訪問看護ステーションの管理者についてじゃ。

サクラ サクラ

地域医療で重要な役割を果たす事業所ですね。

博士 博士

うむ。管理者になれるのは常勤の保健師または看護師だけじゃ。

サクラ サクラ

医師はなれないんですね。

博士 博士

そうじゃ。訪問看護指示書を出すのは医師じゃが、管理者は看護職と定められておる。

サクラ サクラ

准看護師はどうですか?

博士 博士

准看護師は管理者にはなれんのじゃ。保健師または看護師のみじゃ。

サクラ サクラ

職員の人員基準はどうなっていますか?

博士 博士

保健師・助産師・看護師または准看護師を常勤換算で2.5人以上配置する必要があるぞ。

サクラ サクラ

理学療法士なども働けるのですか?

博士 博士

PT、OT、STも配置可能じゃ。ただし看護業務の補完という位置づけじゃ。

サクラ サクラ

介護福祉士はどうですか?

博士 博士

訪問看護ステーションでは勤務せず、訪問介護事業所や施設での勤務が中心じゃ。

サクラ サクラ

訪問看護と訪問介護は違う事業所なのですね。

博士 博士

うむ、介護保険上も医療保険上も別サービスじゃ。

サクラ サクラ

管理者にはどんな役割がありますか?

博士 博士

従事者の管理、利用者のケア計画管理、医療機関との連携、事務管理など多岐にわたるぞ。

サクラ サクラ

高い実践力と管理能力が求められるのですね。

POINT

訪問看護ステーションの管理者は常勤の保健師または看護師と定められています。人員基準は保健師・助産師・看護師または准看護師を常勤換算2.5人以上配置が必要で、PT・OT・STも配置可能ですが補完的位置づけです。医師、准看護師、介護福祉士、理学療法士は管理者になれない点を押さえましょう。

解答・解説

正解は 2 です

問題文:訪問看護ステーションの管理者になることができる職種はどれか。

解説:正解は 2 です。指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準により、訪問看護ステーションの管理者は常勤の保健師または看護師でなければならないと定められています。医師や介護福祉士、理学療法士は管理者にはなれません。

選択肢考察

  1. × 1.  医師

    訪問看護の指示書を交付する立場ですが、訪問看護ステーションの管理者にはなれません。医療機関の管理者とは別です。

  2. 2.  看護師

    保健師または看護師が訪問看護ステーションの管理者となることができます。常勤であることが条件です。

  3. × 3.  介護福祉士

    介護福祉士は訪問看護ステーションでは勤務しません。居宅介護支援事業所や介護サービス事業所では活躍します。

  4. × 4.  理学療法士

    理学療法士は訪問看護ステーションの職員として勤務可能ですが、管理者にはなれません。

訪問看護ステーションの人員基準では、管理者(常勤の保健師または看護師)1名のほか、保健師・助産師・看護師または准看護師を常勤換算で2.5人以上配置する必要があります。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も職員として配置可能ですが、あくまで看護業務の補完的位置づけです。

訪問看護ステーションの管理者は常勤の保健師または看護師。人員基準2.5人以上も押さえましょう。