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国民生活基礎調査の通院者率トップは高血圧症

看護師国家試験 第108回 午後 第2問 / 必修問題 / 健康の定義と影響要因

国試問題にチャレンジ

108回 午後 第2問

平成28年2016年の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。

  1. 1.糖尿病(diabetes mellitus)
  2. 2.腰痛症(lumbago)( low back pain)
  3. 3.高血圧症(hypertension)
  4. 4.眼の病気

対話形式の解説

博士 博士

今回は平成28年の国民生活基礎調査で、男女ともに通院者率が最も高い傷病を問う問題じゃ。

アユム アユム

博士、通院者率ってなんですか?

博士 博士

病気やけがで病院や診療所などに通っている人の割合を人口千人あたりで示したものじゃ。入院者は含まれないのがポイントじゃぞ。

アユム アユム

男女ともに最も高いのはどれなんでしょう?

博士 博士

正解は3の高血圧症じゃ。日本には約4,300万人の高血圧有病者がいるとされ、男女ともダントツの1位なんじゃ。

アユム アユム

糖尿病は違うんですね。

博士 博士

糖尿病は男性で第2位じゃが、女性では上位5位に入っておらんのじゃ。男女差が大きい疾患の一つじゃな。

アユム アユム

腰痛症や眼の病気はどうですか?

博士 博士

腰痛症は男性4位・女性2位、眼の病気は男性5位・女性3位と、女性で上位に入りやすい傾向があるのぉ。

アユム アユム

つまり、男女に共通してトップなのは高血圧だけなんですね。

博士 博士

その通りじゃ。高血圧は脳卒中や心筋梗塞の最大のリスク因子で、国を挙げて対策している生活習慣病の代表じゃ。

アユム アユム

覚え方のコツはありますか?

博士 博士

「男女とも高血圧が王様、男は糖尿病、女は腰痛と眼」と語呂で押さえると良いぞ。

アユム アユム

統計問題は苦手なので助かります。

博士 博士

国民生活基礎調査は3年ごとに大規模調査があるから、最新版の順位変化もチェックしておくんじゃぞ。

POINT

平成28年国民生活基礎調査では、傷病別通院者率は男女ともに高血圧症が第1位でした。男性の第2位は糖尿病、女性の第2位は腰痛症となっています。通院者率は入院者を除く人口千人あたりの数値で表され、生活習慣病の有病状況を示す重要指標です。高血圧は脳血管・心血管疾患の最大の危険因子であり、国家試験でも統計問題として頻出するため順位を押さえておく必要があります。

解答・解説

正解は 3 です

問題文:平成28年2016年の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。

解説:正解は 3 です。平成28年(2016年)の国民生活基礎調査では、傷病別の通院者率は男女ともに「高血圧症」が第1位を占めました。通院者率とは、病気やけがで病院・診療所、あんま・はり・きゅう・柔道整復師などに通っている者(入院者を除く)の人口千人あたりの割合を示す指標であり、生活習慣病管理の実態を反映する重要なデータです。日本の高血圧有病者は約4,300万人と推計され、脳血管疾患や心疾患の最大の危険因子となっています。

選択肢考察

  1. × 1.  糖尿病(diabetes mellitus)

    糖尿病は男性の通院者率で第2位、女性では上位5位以内に入っていません。男女ともに第1位ではないため誤りです。

  2. × 2.  腰痛症(lumbago)( low back pain)

    腰痛症は男性で第4位、女性で第2位と上位ですが、男女ともに最も高いわけではありません。

  3. 3.  高血圧症(hypertension)

    平成28年国民生活基礎調査における通院者率は、男女ともに高血圧症が第1位です。生活習慣病対策の要となる疾患であり、国家試験頻出の統計項目です。

  4. × 4.  眼の病気

    眼の病気は女性で第2位(白内障など)、男性では第5位程度であり、男女ともに1位とはなりません。

国民生活基礎調査は3年ごとに大規模調査が行われ、有訴者率・通院者率などの健康指標が把握されます。覚え方のコツは「男女とも高血圧がトップ」「男性は糖尿病が多い(代謝・生活習慣)」「女性は腰痛・眼の病気が多い(筋骨格・加齢)」です。通院者率は全体で男性約372、女性約406(人口千対)で、女性の方が高い傾向にあります。

国民生活基礎調査における傷病別通院者率の男女1位(高血圧症)を問う統計問題である。