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日本の死因第1位は何?平成23年の死亡統計を整理

看護師国家試験 第103回 午後 第1問 / 必修問題 / 健康の定義と影響要因

国試問題にチャレンジ

103回 午後 第1問

日本の平成23年(2011年)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか。

  1. 1.肺炎(pneumonia)
  2. 2.心疾患(heart disease)
  3. 3.悪性新生物(malignant neoplasm)
  4. 4.脳血管疾患(cerebrovascular disease)

対話形式の解説

博士 博士

今日は平成23年の死因統計について話そう。日本人の死因第1位がずっと同じものだって知ってるかな?

サクラ サクラ

えっと…がんですか?

博士 博士

その通り!1981年(昭和56年)以降、悪性新生物がずっと1位を維持しているんだよ。

サクラ サクラ

選択肢を見ると肺炎、心疾患、悪性新生物、脳血管疾患がありますが、順位はどうなっていますか?

博士 博士

平成23年時点では1位が悪性新生物、2位が心疾患、3位が肺炎、4位が脳血管疾患だったんだ。

サクラ サクラ

脳血管疾患はもっと多いイメージでした。

博士 博士

昔は1位だったんだけど、降圧治療や生活習慣改善で減少したんだ。代わりに高齢化でがんと心疾患が増えたんだよ。

サクラ サクラ

肺炎が3位なのは高齢者の誤嚥性肺炎が多いからですか?

博士 博士

そう、その通り。高齢者では誤嚥性肺炎が大きな問題になっているんだ。

サクラ サクラ

なるほど、答えは3番の悪性新生物ですね。

博士 博士

正解!『がん・心・肺・脳』と順番で覚えるといいよ。なお最近は老衰が上位に入ってきているから、最新統計も確認する習慣をつけよう。

サクラ サクラ

年次で順位が変わることもあるんですね、覚えておきます。

POINT

平成23年の日本の死因順位は1位が悪性新生物、2位が心疾患、3位が肺炎、4位が脳血管疾患でした。悪性新生物は1981年以降一貫して第1位を維持しています。高齢化により近年は老衰が上位に入る傾向もあるため、最新統計も確認することが重要です。

解答・解説

正解は 3 です

問題文:日本の平成23年(2011年)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか。

解説:正解は 3 です。日本では昭和56年(1981年)以降、悪性新生物(がん)が死因の第1位を占め続けています。平成23年時点でも順位は変わらず、第1位が悪性新生物、第2位が心疾患、第3位が肺炎、第4位が脳血管疾患でした。高齢化の進行とともに、がんによる死亡率は人口10万対で年々増加傾向にあります。

選択肢考察

  1. × 1.  肺炎(pneumonia)

    平成23年当時の死因第3位です。高齢者の誤嚥性肺炎が多く、近年は順位が変動していますが、当時は3位でした。

  2. × 2.  心疾患(heart disease)

    死因第2位です。心筋梗塞や心不全などを含み、悪性新生物に次いで多い死因ですが第1位ではありません。

  3. 3.  悪性新生物(malignant neoplasm)

    正解です。1981年以降、日本人の死因第1位を維持しており、平成23年時点でも全死亡の約3割を占めていました。

  4. × 4.  脳血管疾患(cerebrovascular disease)

    かつては第1位でしたが、降圧管理の普及で減少し、平成23年時点では第4位となっていました。

覚え方は『がん・心・肺・脳』の順。近年の動向では老衰が上位に上がってきており、2018年以降は肺炎を抜いて老衰が3位となる年もあります。最新統計はその都度確認しましょう。

日本の死因順位を年次別に把握しているかを問う問題。平成23年時点での1位は悪性新生物であることを押さえます。