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男性の喫煙率を押さえよう

看護師国家試験 第105回 午後 第2問 / 必修問題 / 健康の定義と影響要因

国試問題にチャレンジ

105回 午後 第2問

日本の平成24年(2012年)の国民健康・栄養調査における男性の喫煙習慣者の割合はどれか。

  1. 1.14.10%
  2. 2.34.10%
  3. 3.54.10%
  4. 4.74.10%

対話形式の解説

博士 博士

今日は平成24年の国民健康・栄養調査における男性喫煙率の問題じゃ。公衆衛生の必修で頻出じゃよ。

アユム アユム

国民健康・栄養調査って、そもそも何を調べているんですか?

博士 博士

健康増進法に基づく調査で、身長体重などの身体状況、栄養素摂取量、生活習慣を把握して国の健康政策の基礎資料とするんじゃ。

アユム アユム

なるほど。選択肢は14.1%、34.1%、54.1%、74.1%ですね。

博士 博士

正解は2の34.1%じゃ。平成24年の男性の習慣喫煙者割合は34.1%、女性は9.0%、総数で20.7%という結果だったのじゃ。

アユム アユム

1の14.1%だと少なすぎるんですね。

博士 博士

そうじゃ、14.1%は女性値に近く男性値としては低すぎる。3の54.1%は1970年代の水準、4の74.1%に至っては1965年頃の値で、もはや歴史の数字じゃ。

アユム アユム

つまり時代を合わせて考えないといけないんですね。

博士 博士

その通り。男性喫煙率はピークの80%台から長年減り続け、2012年で34.1%、令和に入ると30%を切るところまで下がっておる。

アユム アユム

女性はどうなんですか?

博士 博士

女性は10%前後で推移しており、大きな変動は少ないのじゃ。ただし若年女性の喫煙や受動喫煙対策は今も課題じゃよ。

アユム アユム

健康日本21ともつながる話ですね。

博士 博士

そうじゃ、健康日本21(第二次)では成人の喫煙率を12%まで下げる目標が示されておる。COPDや肺がん、循環器疾患予防の観点で重要じゃ。

アユム アユム

よくわかりました。直近の調査値を覚えるのがコツですね。

POINT

平成24年国民健康・栄養調査では男性の習慣喫煙者割合は34.1%、女性9.0%、総数20.7%でした。国民健康・栄養調査は健康増進法に基づく全国調査で、健康政策の基礎資料となります。男性喫煙率は長期的に低下傾向ですが、健康日本21の目標達成にはさらなる低減が求められます。必修問題では最新値をそのまま覚えることが得点に直結します。

解答・解説

正解は 2 です

問題文:日本の平成24年(2012年)の国民健康・栄養調査における男性の喫煙習慣者の割合はどれか。

解説:正解は 2 です。平成24年(2012年)国民健康・栄養調査によると、20歳以上で現在習慣的に喫煙している者(毎日または時々たばこを吸っている者)の割合は全体で20.7%、男性34.1%、女性9.0%でした。国民健康・栄養調査は健康増進法に基づいて毎年実施される調査で、国民の身体状況・栄養摂取量・生活習慣を把握し健康増進施策の基礎資料とするためのものです。男性の喫煙率は長期的に減少傾向ですが、この年は前年からほぼ横ばいでした。

選択肢考察

  1. × 1.  14.10%

    14.1%は当時の全成人の喫煙率や女性値に比べても位置がずれ、男性値としては低すぎる数字で誤りです。

  2. 2.  34.10%

    平成24年国民健康・栄養調査における男性の習慣喫煙者割合は34.1%で、これが正答です。

  3. × 3.  54.10%

    54.1%はおよそ1970年代の男性喫煙率水準で、2012年時点では該当せず誤りです。

  4. × 4.  74.10%

    74.1%は1965年頃の男性喫煙率水準であり、現代の値ではないため誤りです。

国民健康・栄養調査は厚生労働省が毎年11月に実施し、喫煙・飲酒・運動・食事・肥満などの生活習慣と栄養状態を明らかにします。男性喫煙率はピーク時(昭和40年代)の80%台から減り続け、令和年代には30%を割るところまで低下しています。女性は10%前後で推移。必修ではピーク時ではなく『直近の調査値』を覚えるのが得点のコツです。

国民健康・栄養調査における男性喫煙率の最新値(出題当時)を正確に覚えているかを問う必修問題です。