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2020年の高齢化率はどのくらい?

看護師国家試験 第104回 午前 第1問 / 必修問題 / 健康の定義と影響要因

国試問題にチャレンジ

104回 午前 第1問

日本の将来推計人口で2020年の65歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのはどれか。

  1. 1.15%
  2. 2.30%
  3. 3.45%
  4. 4.60%

対話形式の解説

博士 博士

今日は日本の高齢化率について学ぶぞ。

サクラ サクラ

高齢化率って、65歳以上の方が総人口に占める割合のことですよね。

博士 博士

その通りじゃ。2020年時点で何%くらいだったか想像できるかな?

サクラ サクラ

えっと…20%は超えていそうですが…

博士 博士

2020年の推計値は28.9%、選択肢では30%が最も近いのじゃ。

サクラ サクラ

すごい、3人に1人近くが高齢者なんですね。

博士 博士

そうじゃ。日本は1970年に高齢化社会、1994年に高齢社会、2007年には超高齢社会に到達しておる。

サクラ サクラ

7%、14%、21%という区分ですね。

博士 博士

よう覚えておるな。2020年はその21%を大幅に超え、世界トップ水準じゃ。

サクラ サクラ

今後はもっと進むんでしょうか?

博士 博士

2042年ごろに高齢者人口がピークを迎えると推計されておる。看護現場でも在宅医療や認知症ケアの重要性が増すぞ。

サクラ サクラ

社会保障や地域包括ケアの理解が欠かせませんね。

POINT

日本の2020年の高齢化率は28.9%で、選択肢では30%が正解。高齢化区分は7%・14%・21%が境界。超高齢社会の進展に伴い、看護では地域包括ケアや認知症ケアなど多様な対応が求められます。

解答・解説

正解は 2 です

問題文:日本の将来推計人口で2020年の65歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのはどれか。

解説:正解は2の30%です。国立社会保障・人口問題研究所が公表している「日本の将来推計人口」(平成29年推計)では、2020年時点の65歳以上人口(高齢者人口)が総人口に占める割合、いわゆる高齢化率は28.9%と推計されており、選択肢のうち最も近いのは30%となります。日本は1970年に高齢化社会(高齢化率7%超)、1994年に高齢社会(14%超)、2007年には超高齢社会(21%超)に到達しており、2020年はそれをさらに上回る水準となりました。今後も65歳以上人口は増加し、2042年頃に約3,900万人前後でピークを迎えると見込まれています。

選択肢考察

  1. × 1.  15%

    日本が高齢化社会から高齢社会へ移行した1990年代前半の水準であり、2020年の実態とは大きく乖離しています。

  2. 2.  30%

    推計値28.9%に最も近く、超高齢社会の進展を反映した水準として正解です。

  3. × 3.  45%

    国立社会保障・人口問題研究所の推計でも2065年時点で約38%程度であり、2020年時点では到達しない高水準です。

  4. × 4.  60%

    総人口の半数を超える数値であり、現実離れしているため誤りです。

高齢化率7%以上で高齢化社会、14%以上で高齢社会、21%以上で超高齢社会と区分されます。日本の到達年(7→14→21%)の語呂合わせは「ナナ・イチヨン・ニーイチ=1970・1994・2007」で覚えると整理しやすいです。

日本の高齢化率の現状(2020年時点でおよそ約30%)と高齢化区分の理解を問う問題です。